2018年11月23日金曜日

Shapeoko3:エンクロージャーの作成

さて、前回Shapeoko3の初めての切削として捨て板の加工を行ったわけですが、薄々気づいてはいたものの……

とにかく切削くずがスゴイ!

ということがはっきりわかりました。一応ダンボールで周囲に仕切りをつくったりくらいはしたのですが、部屋の中がとんでもないことになりました。制御用のパソコンは、とりあえずメインで使っているデスクトップを使ったのですが細かな削りカス(というか木の粉末)が降り積もり、掃除しないと電源をいれるのも怖いようなありさまに……。

ルーターなんかは元々木を削りまくるような使い方をするわけだし多分ちょっとやそっとじゃ問題はないと思うのですが、shapeoko3の制御基板や電源なんかもスゴイことになりました。
これは本気で対策しないと好き放題切削できない!と思ったのでまずはエンクロージャー(全体を覆うケース)で対策をしてみることに。

というわけで、まずはエンクロージャーを早速Fusion360で設計してみました。
こんな感じ
中のShapeoko3はwikiにリンクがあったデータだけど
ちょっと古いみたいで細かな違いがたくさんあります
安いベニヤ板をベースに、安い2x4材を使って作りました。結果、スゴイ重い……ちょっと頑丈に作りすぎました。3x4材くらいで柱は組めばよかった。

あとは面のところに透明なビニール袋でも張って完成!、と思ったのですが……
とりあえず完成後にテスト切削してみると、この領域の外にはゴミが出ないものの、中のゴミはスゴイことになり(あたりまえ)、頻繁に掃除が必要そう。さらに各軸を駆動するためのレールやベルトもゴミがスゴイことになってしまいました。これはマズイ。

ということですべての面はビニールを両面テープで貼り付けるという手抜き処理ではなく、取外し可能なフレーム(木製)にビニールを張る形になりました。枠とメインフレームの間は、結露防止用のクッションテープを押し付けることで気密をとりました。フロントは天面とあわせて「パカッ」と開く形のカッコイイ扉にしたかったのですが、蝶番の部分の強度をどうやってとったらいいかわからなくて、結局別の面と同様にはめ込み式です。

いずれにせよ、ダストブーツなる、切削箇所からすぐ掃除機で吸い取ってしまうための吸込口も作る必要があるという結論に達しました。先は長い。




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