2019年1月17日木曜日

ドリルチャック付きモーターを買ってみた

電動ハンドドリルはBlack&Deckerのマルチ電動工具を持っていたんですが、トルクは高いけど基本木工用なので回転数が低く、取り回しも大きくて重いので悪いため、小型のリューターみたいなものがあったらなあ、と思っていました。
さらにできれば固定して切断とかにもさっと使えたらいいなぁ。もちろんできるだけ安く。

いくつか候補があったんですが、決め手となったのは以下の点です。


  • ドリルチャック自体の取り外しができる(軸に直打ち込みではない)
  • 軸が太めで曲がりにくい
  • 12V程度で動作する
  • トルクが十分にある(と思える)
  • 作業台に固定するために使えそうな金具が付属している


そこで、この商品を買ってみました。
AUTOTOOLHOME DC12-24V ミニハンドドリルキット

併せて、
PWM速度コントローラー と ダイヤモンドカッティングディスク を購入し、古いノートパソコン用のACアダプタ(19V)をつないでみました。
補足:ノイズ対策用として0.1uFのセラコンをモーター両極端に接続しています。

キットにはL字型のモーター固定用金具が同梱されているんですが、これが丈夫っぽいものの、

  • 机とのつけ外しは4本のネジ止め
  • ネジ穴は小さめ(Φ3くらい)
  • ネジ穴はモーターにかぶっており、長いネジは使用できない
  • 短いネジを使っても、モーターが邪魔でドライバーが使いにくい
  • モーター天面側(軸側)でネジでモーターと金具を締結するのだが、ドリルチャックを取り外さないと金具が抜けない

このため、手持ちで使ったり机に固定して使ったり使い方を変えるたびにドリルチャックを外すしてその都度センター出しをするか、回しにくいネジ4本をつけ外すかしないといけないことになりとっても効率が悪いため、蝶ネジ2本でさっとつけ外しができる工夫をしてみました。とても便利。

真ん中の白っぽいのは机の天板。6mmのクッション材で
上側の金具を浮かせ、天板との間に隙間をつくり、モーター
固定L字金具が滑り込ませられるようにしている。
M6の2本のボルトが蝶ネジで止まっており、これらを
締め付けることでL字金具が机に固定される。


 また、速度コントローラの基板は3Dプリンタで作ったホルダーでモーターに固定してみました。
モーターの径は自分はとても握りやすいと思いましたが、女性には少し太すぎるかもしれません。



キット内容は

  • モーター(リード線も何もついてない)
  • モーター軸を固定する金色の軸受け(なんていうんだろ?)
  • ドリルチャック(0.3~4mm対応)
  • 10本のドリル(0.5~3.0mm。なぜか9本しか入ってなかった。まあいいけど)
  • モーターを固定するL字金具(と、接続用ビス2本)

以上。
そういえばモーターの端子部近くに赤ポチがマジックでついていたけど、こっちが+極だったっぽいです(ドリルの回転方向的に)。一切説明なし。

組み立て方としては、

まずドリルチャックにモーター軸受けを刺し込み(テーパーがついています)、ハンマーでコンコン叩いて挿入します。

次にモーター軸受けは、2個のイモネジでモーター軸を締め付ける形なので、軸受けの穴をのぞき込んで両側のイモネジをギリギリまで入れ、軸がなんとか通るようにしてから、軸を挿入して交互に少しずつ締め上げていきました。

この方法が正しいのかわかりませんが、結果として、速度コントローラーによる全回転数可変域で特段のブレもなく、滑らかに回転してくれています。

実際上記のダイヤモンドディスクでガラスエポキシの基板をカットしてみましたが、非常に気持ちよく切れてくれます(切断時にはマスク必須!!)。

結論として、とてもいい買い物をしました。

これ、垂直の台座つくってボール盤として使えるようにできないかなぁ。


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